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2022/9/21
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カンマ(,)とテン(、)問題やっと解決できました |
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国税職員だった当時から、少し気になっていた疑問ですが、最近あるA弁護士先生のブログを見てやっと納得することができました。先生ありがとうございます。税務署には裁判所や弁護士事務所から多くの書類が届きます。その中でほとんどの横書き文章の読点が「、」ではなく、「,」が使用されています。当時は書記官や弁護士の好みの問題程度にしか考えていませんでしたが、日本語で「,」を使うことに少し違和感を感じていました。なぜなら、裁判所以外の税務署に届く公文書で「,」使用を見たことがないからです。税務署の公用文の書き方も読点は「,」ではなく、「、」となっています。A先生も日本語での「,」使用に違和感があったらしく、A先生が調べたところによると1952(昭和27)年に国語審議会が決定した「公用文作成の要領」の中に横書きの場合、公用文では読点はテン(、)ではなく、カンマ(,)使用するようにとの記載があり、時の内閣官房長官が各省庁に周知徹底を求めたとのこと。それを法を守る裁判所として現在まで、使用しているのではないかとのこと。また、弁護士も裁判所にならって使用しているのではないかとのこと。ちなみにA先生は弁護士では少数派の「,」ではなく、「、」使用派とのこと。ところが、この話には続きがあり、当時指示した内閣官房も現在は「、」を使用し官公庁で「,」使用しているのは法務省くらいとなっているとのこと。そして、本年1月に文化審議会がまとめた「公用文作成の考え方」に読点は原則「、」を使用することとされ、さらについに最高裁も本年4月から「、」使用の判決文も現れ、現在は判決文に「,」「、」は混在しているが、将来的には「、」中心になるだろうとA先生は述べられております。自分の小さな疑問が解けました。先生ありがとうございました。
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