2022/4/3

全日本ロードレース開幕戦

4月2~3日モビリティリゾートもてぎで開催された全日本ロードレース開幕戦にコースオフィシャルとして参加しました。担当ポストの配置は先般のもてぎロードレース開幕戦とほぼ同じメンバーでした。9月開催予定のMotoGPを考慮しての配置と考えられます。
さて、担当ポストでのライダーの転倒はなく、無事終了し安心しました。オフィシャルをしていて一番疲れるのは、身体よりも精神面です。常に転倒に備えていなければならないため、走行終了まで気が抜けません。また、本年からライトパネル(電光板)が導入されたため、その操作もあり緊張します。4輪と2輪の扱いが微妙に違う(2輪はまだブルーは旗のみでライトパネルを使用していない)ところも両方オフィシャルをやっている者にとっては戸惑います。コース内に車両、人が残っている場合は2輪4輪ともに黄旗2本振動表示ですが、グラベル内の場合、2輪はレスキュー態勢の時も黄旗1本振動表示で、4輪は2本振動表示です。さらに2輪は転倒当該ポストは、黄旗にオイル旗振動を追加し、後方ポストに転倒当該ポストであることを知らせます。そして、前方ポストのオイル旗振動を確認した後方ポストは予告旗として黄旗1本を振動表示します。転倒当該ポストは後方ポストの黄色予告旗振動表示を確認後コース路面に問題がなければオイル旗を撤去します。4輪は基本的に予告旗はなく(管制指示により出す場合あり)、路面に問題がなければ当該ポストのオイル旗表示もありません。しかも4輪はオイル旗は振動表示ではなく、不動表示であり、黒旗、オレンジボール旗も2輪は全ポストで振動表示ですが、4輪は指定ポストのみで不動表示の違いがあります。一番の違いは白黒旗です。2輪は前方遅い車両ありの注意旗であり、走行ラインが重ならない場合は不動表示(2輪唯一の不動表示)、走行ラインが重なる場合は振動表示ですが、4輪は指定ポストからスポーツマンシップ違反の危険走行の警告旗として不動表示されます。さらに複雑なのは、2輪の白黒旗は国内対応のみで、MotoGPには使用しません。白旗は4輪では前方に遅い車両ありの注意旗ですが、2輪は救急車導入の旗になります。ただし、MotoGPでは意味がまったく異なり車両乗り換え可能旗になります。以上2輪4輪の微妙な旗使用の違いに気を使います。