2021/4/11

ツインリンクもてぎオフィシャル3連戦

ツインリンクもてぎのレースオフィシャル(コースマーシャル)3連戦が無事終了しました。
 
 まず最初が4月4日(日)の全日本ロードレースです。路面はドライのレースもありましたが、クラスによってはドライとハーフウエットが同時にあるという中途半端なレース場面もあり、競技者にとっては一番厄介な展開でありました。選手のドライとウエットタイヤ選択が半分に分かれました。相当タイヤ選択に悩んだことと思います。雨ならしっかり降ってくれた方がレインタイヤのグリップが上がっていいと競技者の一人として思います。自分の担当ポストは3台転倒があり、飛び出し専担としてかなり精神的肉体的に疲れました。オフィシャルをしばらく離れていたため、久しぶりの全日本です。ただし、経験値は2スト500cc時代のワールドGPの時からあります。
 
 次に4月10日(土)もてぎロードレースにコースマーシャルとして参加しました。こちらは担当ポストにおいて転倒者がなく平穏無事に終わりました。また、今回は交代で旗振りも行いました。ここでシグナル旗の違いと変遷を述べたいと思います。まずオイル旗は4輪レースでは停止提示であり、2輪レースでは振動提示の違いがあります。2輪レースで振られる赤クロスは以前はペースカー介入旗であったのに、現在は降雨あり注意の旗に意味が変わっています。しばらくオフィシャル活動を休んでいた間に変わっていました。なお、カートレースにおいて赤クロスは以前から隊列復帰禁止の意味です。カートレースはクラスにより周回遅れはレース継続できません。カートレースでは、選手全員が1秒以内のタイム差など普通にあり得えるため、周回遅れは想定していません。また、白黒旗は2輪において4輪の白旗と同様の前方にスロー走行車両ありの注意旗なのですが、4輪とカートではスポーツマンシップ違反の警告旗となるなどの違いがあります。さらに、チェッカー後ダブルチェッカー防止のため、2輪とカートは黄旗停止提示をしますが、4輪はしません。以上レースの種類により旗の内容と方法が変わり結構悩みます。また、2輪とカートのオフィシャル最大の相違点は、2輪はコース内で再スタートの補助が可能ですが、カートはできないということです。カート車両に触れた場合、そのドライバーは補助あり失格扱いとなり、大きなトラブル発生の原因となります。そのため、オフィシャルはドライバーのリタイヤ意思を確認するまで車両近くで待機となります(ただし、危険防止のため同意なしの強制排除の例外もあり)。カートオフィシャル未経験者がやってしまう最大の注意点です。
 
 最後に4月11日(日)全日本カートレースのコースマーシャル参加です。実は自分はツインリンクもてぎの開業レース参加のオフィシャルメンバーなので会員NO.は100番台と相当古いのですが、仕事の都合等によりしばらく休んでいたため、久しぶりに参加してみて要領の違いに戸惑うことも多々ありましたが、何とかついていくことができました。なお、当日ペアを組んだ20代の若手(カートレース選手経験者)にカートオフィシャルの経験を聞かれたため、しばらく休んでいたことを言い教えを乞いたい旨お願いしました。ただし、伝説の2000年カートワールドカップもてぎ大会で、コースマーシャル兼トップカートのオランダ代表ネルソン選手の旗手を任され(ワールドカップでは旗手が出場選手の国旗を掲げ選手といっしょに入場行進をします。そのため、つたない英語でネルソン選手に応援の意思を伝え喜んでもらえたことがいい思い出です)、F1チャンピオンドライバーのハミルトンとロズベルグ選手のマクラーレンカートワークス10代当時の走りをコース内から間近で観戦したことを話すと瞳を輝かせて聴いてくれました。若手に自慢できる自分の唯一のポイントです。