2021/3/21

カエル税と民主主義

クイズなどでご存じの方も多いと思いますが、中世フランスにおいてカエル税というのがありました。これは城の堀のカエルの鳴き声がうるさくて領主の睡眠を妨げるため、領主が領民に命じて一晩中堀の水面をたたいてカエルが鳴かないように労役を課すという税です。このようにたった一人の思いつきのような主権から、現代の日本においては国民一人一人に主権があるという国民主権となっております。国民主権とは平たく言えば一人一人が王様であるという考えです。一人一人の考えはそれぞれ違うため、調整する必要があります。現実問題仕事等があり、全員が集まり協議することは不可能のため、間接的に選挙で代理人を選んでおります。それが政治家です。また、公務員も国民主権を体現するため、一部の特定の人の使用人ではなく、国民全体の奉仕者(日本国憲法15条2項)です。我々税理士も主権者たる納税者の代理人です。そのことを常にわきまえて行動したいと存じます。