2021/2/8

シリンダー組立

シリンダー組立
 
長期欠品中だった2008式ヤマハYZ250Fシリンダーが昨日届きましたので、本日組立しました。
 
まずヘッドのバルブを外し、バルブスプリングを交換しました。以前はスプリングまでワンオフで作りましたが、性能的にあまり変わらず、費用対効果がよくないため、最近はメーカー製ノーマルです。バルブはカーボンが少々ついていますが、今回は交換せずそのまま使用します。
カムシャフトはアメリカ製ホットカムを入れます。ノーマルピストン使用可能なのでノーマルカムシャフトと性能は大差ないです。以前F1で有名なコスワースピストンとスペシャルカムを組み、わずか1周でエンジン全損になった苦い経験があるため、最近はノーマルを基本とします。
カムチェーンも交換です。同チェーンはカート使用のネックで、1レースでほぼダメになります。
電気系は以前はCDIも変えましたが、現在はノーマルCDIです。レブリミッターがない初期型を推奨する方もいますが、自分使用の2004年式は13,500レブです。
ダイヤルゲージを所有していないため、エンジンのぞき穴から見てバルブタイミングを計ります。メーカー指定値にしているため、ダイヤルゲージを使用しなくともバルブとピストンが当たるなどの不都合はありません。ただし、初めてカム交換した時は、油粘土をピストントップに置きバルブと当たるかどうかをテストしました。今回バルブシムは規程値の範囲のため、交換の必要はありません。
ケースからの水漏れを発見したため、ウォーターポンプベアリングとオイルシールも交換しました。専用工具がないため、ベアリング平行圧入に苦労しました。圧入ベアリングは冷凍しケースはヒートガンで熱し対処しました。
上記その他を1日かけてやっとエンジンが組み上がりました。後はツインリンクもてぎで慣らし走行をしたいと思います。ツインリンクもてぎ本コースでのカート走行が本年2月で終了というのが痛いです。いつも走るのは、自分とレース仲間数人ですのでカート走行はバイク等に比べてコース側にとって利益にならないためでしょう。北ショートのカートコースは他のカートドライバーの迷惑になるため、走行は遠慮しています。
 
*カーボン落としはいろいろ使用しましたが、カインズホームで売っているキャブクリーナーが値段が安く性能がいいと感じます。