大学受験と就職雑感 大学受験と就職について述べたいと思います。今から40数年前の自分の高校時代は将来の就職を考えて受験学部を決める人はまずいませんでした。高校の先生も学部の違いなどはまず教えてくれません。高校の先生は実業の経験がないため無理だったのでしょう。また大学も当時の特に文系学部は、大学は学問をするところで就職を考えて入るところではないという雰囲気が強かったように思います。現在のように不況が続くとそうも言っていられません。将来やりたいことがある方はその分野に進むことが一番ですが、単純に就職を考えた場合、経験上何学部がいいか私見を述べたいと思います。まず、学部を考えないで偏差値や大学名のみ優先で入学すると後に必ず後悔します。社会に出てから職場同僚の大学名など気にする方は聞いたことがありません。理系か文系かの選択ですが、私は理系をお勧めします。理由は、大学で学んだ専攻を生かせる職場に就職できるからです。文系出身の自分がいうのも何ですが、今でも数学をもっと勉強しておけばよかったと後悔しています。数学は理系の基礎言語ですから必ず必要です。理系の中では電気系(強電)をお勧めします。現代の世の中で、電気を使わないことはないわけですから一番就職に強いと思います。このことは、現役工学部生何人かに聞いた時全員が電気の就職がいいと同じ事を言っていました。 次に文系ですが、文系は基本的に企業の営業職養成の学部です。このことを高校生の時認識して大学受験する生徒は少ないでしょう。自分も高校生の時考えたことはありませんでした。文系は実学ではなく所謂教養を身に着ける学部と言っていいと思います。自分は法学部出身ですが、文系の中で一番難しい学問は経済学だと考えています。経済学を勉強するのには数学は必須です。数学が苦手で経済学部に進むとたいへんに苦労します。経済学部は理系学部のひとつなのです。私大受験科目で数学必須でないのは大学側の受験生獲得のための都合なのでしょう。昔の慶応の経済、今の早稲田の政経の数学必須は大学の良心だと思います。 自分の出身学部の法学部について述べたいと思います。自分は法学部の中の法律学科出身なので同学科のことしか分かりませんが、公務員試験には向いている学科だと思います。公務員試験の多くは法律関係だからです。ただし、卒業はかなり難しい学科です。法学部は入るより卒業の方が難しい学部です。相当数留年や退学に陥ります。定期試験は基本的に授業の出欠は取らない一発試験です。「〇〇について述べよ」という問題に対してB4白地解答用紙1枚に記述していく論述方式がほとんどです。試験範囲も講義で話したこと全てというだけで具体的な話はいっさいありません。そのため、出欠は取らないが授業に出ていないと先生の強調した論点が不明のため、試験予想が立てられず単位が取れないというわけです。経済学原論の試験もたいへんでした。法学部なのに必修科目のひとつでした。数学が苦手な自分は高校生の時使用した参考書を頼りに微積分を勉強し直しました。微積ができないと経済学原論の単位取得は無理です。以上のようにいまだに定期試験の悪夢を見るほど法学部特に法律学科の単位取得は難しかったです。このことはどこの大学法学部でも同じと思われますので、真面目に勉強しないと留年又は退学になります。
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