2024/12/22

松倉山参道清掃に従事しました

 
もてぎHYPER KART2024決勝レースオフィシャルを断り地区割により4年に一度回ってくる松倉山参道清掃行事に参加しました。
 
松倉山寺は栃木県重要文化財に指定されており、同寺は松倉山頂に建つ茂木町と那須烏山市の境界上ある室町時代創建と言われている無住職の馬頭観音を祀る山寺です。当番地区住民が茂木方面の登り口から約2㎞の登山参道の落ち葉を掻き分け3時間程清掃します。参道は高低差があるため、かなりの重労働です。都会の人から見れば信じられない光景です。自分も過去2度務めましたが、10年に一度の本当番(3人体制)になると清掃の外に祭典にかかる水、酒その他荷物の引き上げも伴いますので負担は相当なものです。那須烏山側からの山道を通った場合でも車は途中までしか登れませんので以降徒歩による荷物運搬となります。今から60年近く前までは別当と称される管理人がおり山寺の清掃管理をしておりました。そのため、毎年12月に托鉢で山を下りるのが習わしでした。当時の別当建物も現在は存在しません。従来毎年1月17日に祭典が行われて来ましたが、平日は休むことが難しい人が多いとの理由により10年ほど前からは1月第2日曜日に変更となりました。機械が発達していない時代は馬は貴重な農耕用資源であり、近郊から着飾った馬で祭典当日は相当賑わったそうです。また当時は現代のような多様な楽しみもない時代ですから年に一度の祭典は近隣住民の数少ない楽しい余暇だったのでしょう。現代のような各自多様な楽しみを持つ時代においては貴重な時間を拘束される負担と化しているのが実情です。少子高齢化の影響により行事が廃止されることも時間の問題と考えられます。